Q-Compass for Students
Q-Compass 1学年から相談する

測った結果を、
生徒が自分で進むための
「コンパス」に。

Q-Compass for Students(QC4S)

QC4Sは、一般に非認知能力と呼ばれる力を約20分の回答から18の軸で測り、その結果を、生徒が自分の意思で進む方向を決め、動き出すための材料として返します。先生には、伴走者として生徒の問いを引き出すための具体的な材料とヒントを届けます。

成績や選抜のためのテストではありません。

  1. 1
    答える1人1台端末で約90問・約20分。LHR 1回で終わります
  2. 2
    読み直して、自分で決める結果をコンパスにして、次の半年に進む方向を自分で決めるワーク付き
  3. 3
    動き出す/先生が伴走する先生には、生徒の問いを引き出すための材料とヒントが届きます
延べ2万人以上これまでに回答した中高生の数
日本教育工学会で発表2026年 全国大会でポスター発表
OECD の枠組みと整合Learning Compass 2030(社会情動的スキル・エージェンシー)
因子分析で検証18軸がまとまりのある層を成すことをデータで確認

測ってみると、見えてくることがあります。

QC4Sの回答データから分かったことのうち、明日からの関わり方に使える2つを紹介します。学校名は出していません。

発見 1

「特にないです。」

そう答えた生徒の
3人に1人は、

テーマのある生徒と同じくらい主体的でした。

探究のテーマを「特にない」と答えた生徒のうち35.6%は、主体性がテーマのある生徒とほぼ同じ高さでした。足りないのは意欲ではなく、気になっていることを言葉にするきっかけです。

  • 14.6%テーマを「特にない」と答えた生徒(ある中高一貫校)
  • 1/4中学3年生では、およそ4人に1人
  • 2〜2.5割多くの学校での「特にない」の割合

主体性スコアの比較

ある中高一貫校・N=923/主体性(6項目・0〜100点)の平均

テーマがある生徒全体
71.2

「特にない」と答えた生徒の、残りの3つのグループ

関心はあるが、
動きは控えめ
58.5
やる力はあるが、
内側は静か
57.1
今は関心が
向いていない
55.9
0255075100

上の2本はほぼ同じ高さです。テーマがまだ言葉になっていないだけで、主体性はテーマのある生徒と変わりません。

QC4Sはこの層を見つけ、「解決できないけど気になること、ある?」という入口の問いを、個別フィードバックと面談の羅針盤で渡します。

発見 2

5/5

調べた5校すべてで、同じ向き

「この先に楽しいことが待っている」と感じている生徒ほど、実際に動いていました。

A校
B校
C校
D校
E校
  1. いまの興味探究のテーマ
  2. この先への期待楽しいことや、まだ見たことのない世界が待っている
  3. 実際に動く調べる・人に会う・外へ出る

役に立つかどうかではなく、「その先に何が待っていそうか」を生徒と一緒に想像する声かけは、どの学校でもすぐに試せる関わり方です。

自ら問いを立て、行動し、学び続ける人を育てる。

知識を得るコストがゼロに近づく時代に、学校の役割は「正解を教える」ことから、学び続ける人を育てることへ移っています。OECD はこの力を「エージェンシー」と呼んでいます。QC4Sは、測った結果を生徒の次の一歩と先生の関わりに変えることで、その育ちを後押しするために開発しました。

いま、いちばん近いものはどれですか?

探究の時間を担当する先生方から、よく聞く声を7つにまとめました。選ぶと、QC4Sがどう応えるかが右に出ます。

一つの測定が、三者に別々の「次の一歩」を返します。

生徒には自分を読み直す資料を、先生には面談の手がかりを、学校には経営判断の材料を。画像はサンプルです(架空の生徒)。

生徒へ

個別フィードバック

数字を、自分と対話できる言葉にした約10ページの冊子です。診断で終わらせず、次の半年を自分で決めるところまで進みます。

  • 自分の強みと、いま伸びている力
  • 探究の進め方のタイプと、仲間との組み方
  • 次の半年の行動計画を書き込むワークシート
先生へ

面談の羅針盤

生徒一人ひとりの所見と、その子に効く面談の問いを1枚にまとめた声かけガイドです。

  • 面談の入口になる、具体的な問い
  • 声かけの例と、関わり方の方針
  • 経験の浅い先生でも対話が成り立つ足場
学校へ

分析報告書

学校の現在地と、年度をまたいだ変化を2つの報告書でお返しします。探究プログラムの効果を確かめ、次の打ち手を決める材料になります。

  • 横断分析報告書:学年・コースごとの現在地
  • 縦断分析報告書:過年度からの変化と打ち手の効果
  • 管理職・保護者への説明にそのまま使える図

スコアは終わりではなく、生徒が自分の探究の舵を取るための出発点です。

見える化のあとに、生徒が自分で動き出すまでを支えます。

測る 読み直す 自分で決める 動く 約20分の回答から 半年後の もう一度の測定へ

問いの入口を、2つ用意しています

好奇心には2つの経路があります。テーマがある生徒とない生徒では、効く問いが違います。

テーマがある生徒に「次はどう深める?」
テーマがまだない生徒に「解決できないけど気になること、ある?」

動けていない理由を、2つに切り分けます

「自分で決める土台が薄い」生徒には、小さく自分で決める経験を。「気持ちはあるのに向かう先がない」生徒には、対象と出会う場と言葉にする機会を。原因に合わせて、関わり方を出し分けられます。

先生の役割も変わります

全員を一律に引っ張る指導から、見えにくい力を見つけて環境を整える支援へ。面談の羅針盤が、その最初の一言を用意します。

18軸・2系統で、力と、いまの気持ちを分けて見ます。

13軸|全員が回答

探究を支える土台(社会情動的スキル)

時間がたっても変わりにくい、特性や力です。OECD が「社会情動的スキル」と呼ぶ領域にあたります。

問いを立てる力創造的思考やりきる力主人公感(自分軸)協働ほか
5軸|テーマがある生徒が回答

いまの気持ち(感情プロファイル)

探究のテーマに向かう、いまの温度です。

ワクワクモヤモヤ没頭社会接続感未来の可能性感

テーマがまだない生徒を取りこぼさないよう、2つの系統に分けています。成績評価ではなく、成長を共通の言葉で見取るための物差しです。

お申し込みの翌日から実施でき、約2週間で結果が届きます。

専用アプリのインストールは要りません。生徒は1人1台端末から、Google フォームで回答します。

  1. 1

    お申し込み

    学年と日程を決める

    実施する学年と日程をご相談します。最短で翌日から実施できます。

  2. 2

    実施の前

    名簿とIDを用意する

    学校で生徒ごとのIDを用意します。氏名とIDの対応表は学校だけが持ちます。

  3. 3

    実施当日

    約20分で回答する

    1人1台端末で、約90問に答えます。LHR 1回分の時間で終わります。

  4. 4

    約2週間後

    結果が届く

    個別フィードバック、面談の羅針盤、分析報告書をお送りします。

  5. 5

    配布と活用

    氏名を入れて配る

    付属のツールで学校が氏名を差し込み、生徒に配布します。面談や授業でお使いください。

学校にお願いすること

  • 名簿(ID)の準備
  • 当日の案内(回答用URLの配布)
  • 付属ツールでの氏名の差し込み
  • 結果の配布

リバネスが行うこと

  • 回答フォームの用意
  • 集計・分析と、3種類の結果の作成
リバネスは、生徒の氏名を持ちません。

やりとりはIDだけで行い、氏名との対応は学校の中で完結します。個人情報を学校の外に出さずに、結果を配ることができます。

思いつきではなく、理論とデータで組み立てています。

因子分析で、軸の構成を検証

中高生923名の回答を因子分析にかけ、18軸がまとまりのある層を成すことを確かめました。たとえば、自己決定は「土台」、好奇心や主人公感(自分軸)は「エンジン」と、別の役割を担うことが分かっています。

OECD Learning Compass 2030 と整合

社会情動的スキルとエージェンシー、そして「見通す・動く・振り返る」の循環に沿った設計です。理念として掲げられてきたものを、実際に測り、生徒に返す形にしました。

学会で発表し、検証を続けています

2026年の日本教育工学会でポスター発表しました。導入校のデータで、年度をまたいだ検証を続けています。

導入の前によくいただく質問

Q1クラスだけで試すことはできますか?

最小の実施単位は1学年です。クラスどうしの比較や、学年・コースごとの分析は、学年分の人数があってはじめて意味を持つためです。探究の時間も、多くの学校で学年単位で動いています。

Q成績や入試の評価に使えますか?

QC4Sは、成績評価や入学者選抜のために作ったツールではありません。回答の前には、成績とは関係しないことを生徒に伝えたうえで答えてもらいます。

成績に響くと思うと、生徒は自分をよく見せる答え方をしてしまい、結果が本人の実像から離れてしまいます。結果をどう扱うかは学校のご判断ですが、この理由から、成績や選抜の材料には使わないことをおすすめしています。

Q個人情報はどう扱われますか?

リバネスは生徒の氏名を持ちません。学校から受け取るのはIDだけで、氏名との対応表は学校が保管します。結果には付属のツールで学校が氏名を差し込みます。

Q回答に必要な端末や時間は?

1人1台端末から Google フォームで回答します。設問は約90問で、約20分、LHR 1回分で終わります。アプリのインストールは要りません。

Q申し込んでから、どれくらいで実施・結果の受け取りができますか?

最短で、お申し込みの翌日から実施できます。結果は実施から約2週間でお届けします。

Q毎年続けると、何が分かりますか?

中1から高3まで同じ物差しで測るので、同じ生徒や学年の変化を年度をまたいで追えます。縦断分析報告書で、探究プログラムの効果と次の打ち手を確かめられます。

Q費用はどのくらいですか?

実施の規模に合わせてご案内しますので、お問い合わせください。文部科学省の補助事業や自治体の基金を活用した実施もご相談いただけます。

「特にない」の中の探究者を、
見つけにいきませんか。

学年と時期が決まっていなくても構いません。いまの探究の時間の様子を伺いながら、実施の形を一緒に考えます。

  • 最小実施単位は1学年(クラス比較・学年分析ができる規模)
  • 測定はLHR 1回・約20分で完結
  • 補助事業や自治体の基金を活用した実施もご相談いただけます

株式会社リバネス 教育総合研究センター
担当:森安・海浦

eri@lnest.jp
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